ここでは、用途別にフレキシブル基板(FPC)の選び方やポイントを解説しています。フレキシブル基板(FPC)選びで迷っている方は、ぜひ参考にして頂けたらと思います。
フレキシブル基板(FPC)は、片面/両面フレキシブル基板や多層フレキシブル基板、リジッドフレキシブル基板など、さまざまな種類があります。用途に合ったものを選びましょう。
自動車用のフレキシブル基板(FPC)は、スイッチ・ライトなど細かな配線からアイドリングの制御まで、さまざまな目的で使用されています。ハイブリッド車や電気自動車では、バッテリーの監視にも導入されており、今やフレキシブル基板(FPC)は欠かせない存在といってもよいでしょう。
ただし、車載に必要な温度などの条件をクリアする必要があります。
テクノロジーの発展とともに高度化している医療機器。フレキシブル基板(FPC)の重要性も高まっていますが、医療機器は命にも関わるため、高い精度や信頼性が求められます。そのため、多層配線が可能な多層フレキシブル基板や、リジッドフレキシブル基板が候補に入るでしょう。
配線も簡素化されることで、医療機器の小型化にも寄与します。
スマートフォンや、デジタルカメラなどのモジュールに不可欠なフレキシブル基板(FPC)。カメラ用のフレキシブル基板(FPC)は、省スペースにも搭載できる小型・薄型のものが必要になるでしょう。
配線を高密度化できる両面または多層フレキシブル基板、リジッドフレキシブル基板などが候補に入りますが、薄さだけでなく、形状を保持する柔軟性も求められます。
私達の生活に欠かすことができないスマホ。小型な端末の中には、さまざまなフレキシブル基板(FPC)が組み込まれています。
スマホ用フレキシブル基板(FPC)に求められるのは、省スペースで複雑な配線が可能なこと。コネクタレス化できるリジッドフレキシブル基板や、配線を高密度化可能な多層フレキシブル基板などが候補に入ります。
設計から依頼できることでコストもかかる工数も変わってきます。それぞれ得意領域を持つFPC製造メーカー3社をご紹介します。
引用元:三陽公式サイト(http://www.wsanyo.jp/)
引用元:サーテック公式サイト(https://cir-tech.co.jp/)
引用元:山一電機公式サイト(https://www.yamaichi.co.jp/)