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医療機器用フレキシブル基板

ここでは、医療機器向けのフレキシブル基板(FPC)を選ぶ方法や、おすすめの基板の種類について紹介しています。
医療機器の開発を行う際は参考にしてください。

医療機器にオススメのFPCとは

精度と信頼性を重視する必要がある

医療機器向けのフレキシブル基板(FPC)を選ぶうえで重視したい点は、基板の精度や信頼性です。

万が一回路の不良やノイズが発生してしまった場合、機器のエラーにつながるだけでなく、検査などに影響を及ぼすリスクがあります。機器によっては患者の命にも直結しますので、フレキシブル基板(FPC)の精度や信頼性は重要な要素といえるでしょう。

フレキシブル基板(FPC)の種類はさまざまありますが、この2つの基準を満たすのが多層フレキシブル基板やリジッドフレキシブル基板です。いずれも精度や信頼性が特徴で、医療機器への組み込みに適しています。

特徴

配線の高密度化が可能でコネクタレスに

多層フレキシブル基板は、配線の高密度化が可能なフレキシブル基板(FPC)です。複数の基板を配置する必要がなく、一枚にまとめられるのが特徴。これにより、各基板を接続するコネクタが不要になります。

一方のリジッドフレキシブル基板は、リジッド基板とフレキシブル基板(FPC)の特徴を併せ持つ基板です。複数の基板を一つにまとめることが可能で、コネクタレスを実現します。柔軟性も兼ね備えており、立体的な組み込みも可能としています。

オススメの理由

ノイズを抑えることが可能

多層フレキシブル基板や、リジッドフレキシブル基板が医療機器向けの理由は、ノイズの発生を抑えられる点にあります。ノイズは、ささいなものでも機器に影響を与えるリスクが潜んでいます。しかし、医療機器は高い精度と信頼性が求められるため、わずかなノイズでさえ許されません。

多層・リジッドフレキシブル基板は、基板を一つにまとめることでコネクタが不要になり、ノイズの発生を抑えられます。機器の小型化にも寄与しますが、精度・信頼性を高められる点が魅力といえるでしょう。

フレキシブル基板を取り扱っている
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まとめ

医療機器は精度と信頼性を重視して

一口に医療機器といっても多種多様ですが、その多くは精度・信頼性が求められます。フレキシブル基板(FPC)を選ぶ際も、精度や信頼性を重視して決めましょう。

設計から製造まで_オススメFPCメーカー3選
業界別
オススメFPCメーカー
3選

設計から依頼できることでコストもかかる工数も変わってきます。それぞれ得意領域を持つFPC製造メーカー3社をご紹介します。

スマホ・ウェアラブル
デバイス向け
三陽
三陽公式キャプチャ

引用元:三陽公式サイト(http://www.wsanyo.jp/)

  • 小型化に向いた多層基板に対応しており、最小ピッチは20μmと微細なピッチ対応が可能
  • 屈曲性や耐熱性、高周波特性に対応した材料(ポリイミド・LCP)での製造ができる

三陽の公式HPで
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医療機器向け
サーテック
サーテック公式キャプチャ

引用元:サーテック公式サイト(https://cir-tech.co.jp/)

  • 医療機器に関する安全や品質の基準、ISO 13485・ISO14971を取得している
  • 医療機器に適した材料での基板製作が可能で、医療分野での実績多数

サーテックの公式HPで
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自動車向け
山一電機
山一電機公式キャプチャ

引用元:山一電機公式サイト(https://www.yamaichi.co.jp/)

  • 自動車産業に特化した品質マネジメントシステム規格、IATF 16949を取得している
  • 耐熱性と耐薬品性を持つ材料、LCPでの基板製造が可能

山一電機の公式HPで
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