住友電工は、グループのコア技術の応用、社内一貫生産により、フッ素樹脂フレキシブル基板をはじめとする特殊FPCを開発、製造。取り扱うフレキシブル基板の特徴や対応力などについて紹介します。
低伝送損失で柔軟性の高い高周波FPCを製作しています。フッ素樹脂を伝導体として用いることで、5G通信などで活用が期待されるミリ波帯や車載レーダーの周波数帯においても伝送損失を低減することが可能です。
フッ素樹脂フレキシブル基板は、厚みを薄く、ピッチも狭くすることが可能です。また、2×2のアンテナアレイを形成すれば、液晶ポリマーと比較しても1.5倍のアンテナ性能を実現することが可能です。
住友電工プリントサーキットは、住友電工グループのフレキシブルプリント回路事業の窓口となっています。高屈曲FPCや形状保持FPC、高速伝送FPCのほか、両面ファインピッチFPCなど、特殊FPCの開発に強みがあります。
層数 | 3層、そのほか |
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最小ピッチ | 0.35mm |
FPC厚み(3層構造) | 300~400um |
基板材料 | フッ素を誘導体として使用 |
最小仕上がり穴径 | 記載なし |
住友電工は、フッ素樹脂を伝導体として使用したFPCによりミリ波帯でも伝送損失を低減することができます。また、コア技術の応用、素材料の開発から社内一貫体制により、特殊FCPの開発、製造にも対応可能です。
このサイトでは、対応力のあるフレキシブル基板製造メーカーを紹介しています。ご希望に沿ったメーカー品を選ぶための参考にしてみてください。
おすすめの
フレキシブル基板(FPC)メーカー
3選をチェック!
フレキシブル基板の材料として使用する絶縁性接着剤の素原料の開発、シート化、FPC製品の適用まで社内一貫体制で製造することができます。また、一貫した品質管理により、HDD用途で求められる高い清浄性の要求に応えることも可能です。
住友電工グループの広範囲にわたる研究・開発ベースに、回路形成技術、高密度実装・モジュール化技術、高分子材料技術などの技術をFPCに応用。材料開発や製品設計には分析・解析技術も応用して品質を維持しています。
自動車、モバイル端末、ウエアラブル端末、高周波アンテナ、送受信モジュール、ロボット分野、アクチュエータ、振動板、カメラの手振れ補正機能、医療機器、ハードディスク、DVD
所在地 | 大阪府大阪市中央区北浜4-5-33(住友ビル) |
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営業時間 | 記載なし |
電話番号 | 06-6220-4141 |
公式HP | https://sumitomoelectric.com/jp/ |
設計から依頼できることでコストもかかる工数も変わってきます。それぞれ得意領域を持つFPC製造メーカー3社をご紹介します。
引用元:三陽公式サイト(http://www.wsanyo.jp/)
引用元:サーテック公式サイト(https://cir-tech.co.jp/)
引用元:山一電機公式サイト(https://www.yamaichi.co.jp/)